おっさんエンジニアのたわごと

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受託開発は枯れた技術で!

劇的ビフォーアフター失敗とその後まとめ!匠がはずれで裁判沙汰?

www.yu-ma-blog.com

依頼人の斜め上を行くリフォームを匠がした結果、訴訟問題まで発展しているらしい。
匠と呼ばれる人によって番組は、自分の創造力や技術をアピールできる絶好のチャンス!
筆者なら、依頼人の意向を踏まえつつも、自分の色を出して自分が作ったぜ!ってアピールできる何かを残したいと思う。
無難に終わらすより多少冒険を・・。それがエスカレートした結果、訴訟へ・・。

作りたいものを作る!これってものづくりの醍醐味で、仕事でそれができたらこんなにいいことはない。
だけど、仕事で作る以上は顧客目線、引き渡した後のメンテナンスのし易さ、これが大事。。
ずっと住むんだから、最初のインパクトだけでなく、長く住める住みやすさが必要。


システム開発も最初に開発する人が、この言語が得意、今流行の技術使いたいってだけで、開発しちゃうと、
後でそれを引き継ぐ人が死んじゃう!・・・ちーん。。。

 

「最新技術とか」「今流行りのフレームワーク」とか、開発する本人は楽しいけど、後々のことを考えるただの自己満に終わる可能性高いからね。

使った技術がその後主流になるとか、他でもニーズがあればそれを使える人が他にいて、
その人に引き継いでもらうって選択肢があるけど、ニーズがなければ、出来る人を探すのも大変だし、
そういう案件に限って最初に開発した人やめて、残るのは不毛な焦燥感のみになる。

自社開発ならリニューアルして作り直せるが、
受託開発だとなかなか作り直しとは言い難い。

なんで、受託開発するなら枯れた技術で!
新しい言語やフレームワーク使うなら、他に出来る人がどのくらいいるか?学習コストはどれくらいか?
会社の方針としてその技術ができると育成していくのか?などを吟味してから使ったほうがいい。

技術者の自己満足で作ったシステムは百害あって一理なし